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第4回配管工事雑学講座

皆さんこんにちは!

遠機設備、更新担当の中西です。

 

第4回配管工事雑学講座!

今回は、配管工事におけるトラブル事例とその対策についてです。

 

今回は、配管工事でよくあるトラブルとその原因、解決策についてお話しします。

配管工事は建物の水回りを支える大切な工事ですが、適切なメンテナンスを怠るとさまざまなトラブルが発生することも。

この記事を参考に、トラブルを未然に防ぎ、配管を長持ちさせる方法を知っておきましょう!

 

 

よくあるトラブルとその対策

1. 漏水

漏水は、配管工事で最も多いトラブルの一つです。

特に接合部や劣化した部分から水が漏れることがあります。

 

原因  

接合部の施工ミスや、経年劣化によるパッキンの摩耗が主な原因です。

また、地震や振動によって配管がダメージを受けることもあります。

 

対策  

定期点検:

配管の接合部や主要な箇所を定期的にチェックして、異常がないか確認しましょう。

 

防錆処理:

金属製の配管には防錆塗料を使用し、錆びによる漏水を防ぎます。

 

早期修理:

少しでも水漏れが見つかった場合は、早めに専門業者に相談して修理しましょう。

 

 

2. 詰まり

排水管の詰まりは、流れが悪くなり最終的に水が逆流してしまうこともある厄介な問題です。

 

原因 

排水管内に髪の毛や油汚れ、食べ残しなどの異物が溜まることが主な原因です。

また、配管の勾配が不適切だと、水の流れが悪くなり詰まりやすくなります。

 

対策

定期清掃:

特にキッチンや浴室の排水口は、月に1度程度清掃を行い、汚れが蓄積しないようにしましょう。

 

適切な設計:

配管の設置時に勾配を適切に確保し、水がスムーズに流れるようにします。

 

専用洗剤の使用:

配管内の油汚れを溶かす専用の洗剤を定期的に使用すると、詰まりの予防になります。

 

 

3. 腐食

金属配管では特に気を付けたいのが腐食です。

腐食が進むと配管が破損し、漏水や強度不足の原因になります。

 

原因 

湿気や酸性物質に長時間さらされることが主な原因です。

また、屋外に露出している配管は、雨風によるダメージで腐食が進行しやすいです。

 

対策

防錆塗料の使用:

金属配管には防錆塗料を塗布して、腐食を防ぎましょう。

 

腐食に強い素材の選択:

ステンレスやPVCなど、腐食しにくい素材を選ぶのも効果的です。

 

湿気対策:

配管が湿気の多い環境にある場合、周囲の通気性を確保して乾燥を促す工夫をしましょう。

 

 

トラブルを未然に防ぐために 配管工事のトラブルを防ぐには、定期点検や適切なメンテナンスが欠かせません。

普段から小さな異常を見逃さず、早めに対処することで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

 

以上、第4回配管工事雑学講座でした!

次回の第5回もお楽しみに!

 

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